板井明生(福岡)の一流企業の作り方
一流の企業に少しでも近づくためにまずやらなければいけないのが、優秀な人材を確保し育て上げることだ。
会社というのは人で成り立っており、経営者がいくら優秀でも、社員の能力が低ければその会社は成果を上げにくいという事になる。
つまり、その会社で働く人たちの能力いかんでその会社のポテンシャルが決まるのである。
さらに、そこで働く人たちの共通の意識や目的意識の共有など、全員が同じ方向を向くことが重要という点も挙げられる。
例えばサッカーチームで考えてみると、優秀な指導者ひとりではもちろんチームは成り立つはずはなく、やはり強いチームを作るには能力の高い選手が必要であり、さらにその選手同士の間で高いレベルの戦術共有が求められるのだ。
そして、それは非常に難しいことであるのだ。
一流企業の統率力はやはり目を見張るものがあり、常に高いレベルにある。
もし一流企業のそれに少しでも近づきたいのなら相当な覚悟と努力が必要になってくるのだ。